高次脳機能障害とは？

高次脳機能障害は、外傷性脳損傷、脳血管障害などにより脳に損傷を受け、その後遺症が生じている状態です。主に以下のような症状があります。

• 何度も同じことを聞く、約束を守れない、作り話をする（記憶障害）
• 何もしないでボーっとする、周囲の状況に無頓着、同じ作業が長く続かない（注意障害）
• 計画が立てられない、仕事の段取りができない、料理ができない（遂行機能障害）
• 感情がコントロールできない、相手に共感することができない、やる気が出ない（社会的行動障害）

こうした症状以外に、 けいれん発作や頭痛、視力障害、平行機能障害といった神経症状や、うつ病、自律神経失調症になることもあります。

高次脳機能障害は体に障害があるように見えないので周囲から理解されにくいのも特徴で、また診断が難しく病院を受診しても見逃されていることが多いのも現状です。
当院では病歴聴取、神経学的診察、高次脳機能検査、画像検査などを用いてしっかり診断・評価を行い、苦しんでいらっしゃる患者様ひとりひとりに合わせた治療プランを作成し共に回復を目指します。
上記症状がありお困りの方は是非当院を受診ください。